現在、4月発行の会報158号の校正作業を行っています。会報は、年2回の発行ですが一つの会報を作るには、様々な準備段階が必要です。
158号は、以下のスケジュールで作業を行っています。
①R4年10月ごろ・・ 原稿の執筆依頼と選定
②R5年1月・・・・・文章と写真をデータ化し印刷会社に送信
③R5年1月~2月・・ レイアウトの確認、印刷会社に修正依頼
④R5年2月~3月・・ 各執筆者に最終確認、印刷会社に校正依頼
⑤R5年3月~4月・・校了印刷開始。発行
今回は、広報部と印刷会社間で5回、広報部と執筆者間で2回校正作業をしました。(R5年3月11日現在、④段階を行っています)
写真と文章のレイアウトなどは、大まかに広報部から印刷会社に指示を出しますが、いざレイアウトしてみるとイメージとは違う場合などがあり、文章の並びの変更や写真の追加削除、誤字脱字のチェックなど、細々とした作業が続きます。
現在は、編集作業のほとんどをパソコンで行い、印刷会社への依頼、修正作業もメールでできますが、パソコンがない時代は、すべて手作業、原稿も印刷会社まで出向いて確認されていたでしょうから、なかなか大変な作業であっただろうと思います。それでも50年間もの長きに渡って、発行し続けることができているのは、多くの執筆者の方々、会報作成に携わった先輩会員の『養老の歴史に誇りを持ち、消えてなくなっていく私達の文化遺産を会報という形で未来に残したい』という情熱があったからに他ありません。そんなことを会報作成作業をしていく中で、改めて感じる次第です。
毎号素晴らしい記事を編集いただき有難うございます。その陰で広報・記録部会の皆さんが大変なご努力をされていることに感謝します。今後とも宜しくお願い致します。